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愛犬ボブ。

おはようございます!

昨日26日の早朝、エミリン実家の
愛犬ボブがお星様になりました。

23歳の10月にエミリンが拾ってきた犬でした。
拾ったというか、近所のこどもたちが、
拾って、「お姉ちゃん、1日だけ預かって!
明日小学校に行ってから飼い主さがすけん。」
と言われ、預かってもーた犬だった。

私は、実は、それまでの人生で、犬もねこも
飼ったことがなかった。
早く言えば、犬ねここわい方のタイプだった。
ほんとうに。--;
で、父はもっと嫌っていて、それを
「人間大好きやけん、犬ねこくらい嫌いでよかろうもん。」
と、へたな言い訳を言ってる人でしたから、
まーあ、うちで飼うことがなくても、
ダメもとで、近所のこどもたち4~5人引き連れて
(ガキ大将か!)
ボブは、推定(獣医師判断)生後2ヶ月と診断されました。
ボブが来た日が、10月6日だったので、
8月6日が、ボブが生まれた日ぽくしてました。
8月6日・・・。8.6です。

お蔭で、ボブは、家族をまとめ役だったように
おもいます。
本当に、みんなそう言います。

犬嫌いの父を「この犬大人しかごたるね。
この犬ならえみが世話するなら飼ってよかよ。」
と、1晩にして言わして。(うちにとっては奇跡)
エミが保育所に仕事に行ってる間に母が病院に
注射とシャンプーに連れて行ってくれて。
おやおや、もうすでに、世話してないじゃん!

ボブが3歳の頃、母が亡くなりました。
ボブが4歳の頃、えみが結婚しました。
結婚して、家を出る時、すごい泣いてたら、
前の旦那に「そげん悲しいの?」と
聞かれるほど泣いたのを思い出します。
母が亡くなって、すごく寂しかったのを
いつも励ましてくれてたのにです。
なんと、実家には、ボブと父だけになって
しまったのです。

でも、それは1年も経たないで、
新しいお母さんと出逢うのでした。
父再婚の巻。
くみさん登場です!
なんと、くみさんは、実家で犬をずっと
飼ってたくらいに犬好きで。
ボブは、それからというもの、
とてもとてもとてもとてもしあわせに
暮らしました。

手作りのごはん。
1日多いときで3回も行くほどの散歩。
雨の日のために、雨かっぱまで持ってる
ボブ。

老犬になってからは、
低反発のベット。
大好きな羽毛布団付き。

そうそう、ボブのおやつは、ちくわでした!
1本、100円以上するやつ!!
ビンボウ暮らしのエミリンは、
いっつもうらやましがってました。
後、ササミのジャーキーも
くみさんの手作り。
お蔭で、うちのマルコも実家に帰った時は、
めっちゃいいものたべてまして(爆)

とにかく、人間よりいい生活をしてるみたいな
ボブでした。
ココチャンは、ベビー布団もベビーベットも
いただきものでしたし。
お気に入りの毛布も1枚、未だに手を離しませんが、
ボブは、似たようなかわいい毛布を4~5枚は、
持ってた。

介護が必要となってからも、
くみさんがつきっきりで介護してくれました。
歩行器も、手作りだったし、
食事セットや、ミトンや靴下も手作りでした。
流動食も、くみさんが本を見ながら作って
くれてました。

昨日早朝というか、3時前だったんですが、
看取ってくれたそうです。
「ボブが起きて待っててくれた。
ぜんぜん苦しまなかったのが救いだった。
食欲が落ちたのが、土曜日だけだった。
最後の夜は、うんちを3倍して。
お腹をきれいにしたかったのだろうね。」
おしっこやうんちも、手で出してくれてました。
毎晩、3時に起きておしっこを出して
くれてました。
だけど、亡くなるときは、なぜか2時半に
起きて、ちょっとぜーぜーいつも言ってたのが、
言わないで、ハーハーとなってて。
目薬を差してあげて、よしよししてて、
ずっと看てたら亡くなったそうです。

昨日こころと、日帰りで帰省しました。
夜、11時に帰宅しました。
これから東城(東広島)新見(岡山)
ツアーです!
昨日、日曜日だったので、たまたま
弟も仕事が休みで会えましたから、
こころは大喜びでした。
くみさんにも、遊んでもらって、
甘えっぱなし!
弟は、うちにテレビをプレゼントしてくれる
運びになったり、フツウ帰省ビンボウな
のに、帰省する度に豊かになる(^^)

大牟田までの往復きっぷ買ってたけど、
「博多までくらい送りたい。
そして、博多駅で晩ご飯たべよう!」と
くみさんが提案し、ボブは?と思ったけど、
弟が留守番してくれて、
大牟田から博多駅まで送ってもらいました。
ここちゃん、刺身1000円分独り占めして
たべまくり、みんなをびっくりさせました☆
食事の席で気分のよいここちゃんは、
親子漫才を披露しました(爆)

広島駅ホームまで旦さんが迎えに来て
くれました。(今日は優しい!)
でも、新幹線の中、こころはちっとも
寝ませんでした。
帰り、路面電車で帰ったので、遅くなりました。
家に帰宅して、マルコに、
「ボブがよろしくってよ。^^」と言ったら、
涙をじとーーーと流しました。
マルコわかってました。
朝から私が準備しながら泣いている時も、
遠くから寝ないで大きな目で見てるしー。
しょんぼりしてるしー。

不思議なことに、大牟田へ向かう時、
広島駅でも、犬が2匹連れで私の目の前を横切り、
博多駅から快速でもホームの待合室で
バックに入れられたわんちゃんが
私達の横の席に居ました。
同じ快速にも乗り込みました。
なぜ・・?
やっぱり、犬担当の神様の遣いのわんちゃん
たちに思えてならないのです。

大牟田駅に着いた途端、こころが
「ボブに会いたい!ボブ触ったら気持ちがいいもん!
ボブ、ふわふわしてるしー!ねーママ、
ボブに会いたい!」

いっくら説明しても、また会えるとおもってるみたいでした。
ボブのアルバム4冊を、みんなで見ました。

エミリンブログご覧の皆さま、朝から
月曜日のスタートから、ごめんね。--;

残された私達は、家族仲良く、近所の人たちとも
仲良く、生きていくことが、ボブがよろこぶことと
信じてがんばります。

悲しみや怒りの中からも、笑いが生まれます。
笑いが見つかります。
いえ、見つけます!!!
寂しさの中からも、です!!!

大牟田の実家のために、お祈りよろしくおねがいします。
父とくみさんにとっては、こどものような存在でしたから。

愛。感謝。

そして、ボブ、ほんとによくがんばったね。
ほんとに、たくさんたくさん、ありがとう。

8月で、17歳になるので、エミリンと同い歳に
なるのかーーーーって思ってたのに、
寂しくて。でも、立ち直るよ。

下関の叔母も、犬怖かった人なのに、
ボブだけは、一人で散歩も連れていけるほど
でした。
ほんとに、ボブ、尊敬してしまうよ。

父が「ボブが家族崩壊から救ってくれた。」と
まだ、ボブが小さい頃から言ってたけど、
意味わからんかったけど、
大袈裟な父っておもってたけど、
本当だったと思います。
感謝でいっぱいです。

愛。感謝。

ではではっ今からKENさんと一緒に、
東城に、登場だわーーーー!!
by the_bagno_manzai | 2011-06-27 08:55